「旅」

 

ふらっと来た古い旅館だったけれど、意外とよかった。

安いわりにご飯はなかなか豪勢で満足したし、窓際から見える海辺は私の疲れた心身に深く心地よく響いた。

今日は随分と歩いた気がする。あまりにもハードすぎるスケジュールをこなして、上司からは理不尽に怒鳴られて、仕事は他の社員の分まで強いられ、課長にはキモい触られ方して、帰宅はいつも日付を超えた頃に新宿から終電に乗る。おまけにキモい自称イケメン平社員君は「俺の家に泊まっちゃう?」とか言い出して。

そんな生活をするうちにどうしようもなく嫌な気持ちが脳内から溢れて、いつの間にか意識が途切れて、気がつけばこんなところまで来てしまっていた。

会社にも連絡していない。鳴り止まなかったスマホは途中で海に投げ込んだ。

いつからこんなに人生を間違ってしまったんだろうか。

そんな後悔が頭を過ぎる度に、過去の良い思い出に耽ってしまう自分に気が付いた瞬間、

 

生きることをやめたくなってしまった。

 

死のうかと思ったがそんなやる気すら起きてこない自分に腹が立っていた。

「散歩…してみるか…」

座ったままでいると嫌なことばかりが頭を過ぎるので歩いてみることにした。

行くあてはないが、旅館にはもうお金は払っているし、ここで行方を眩ませたとしても誰も文句は言わんだろう。

足を進める。波際が静かに擦れる音が心地いい。

夜の海辺はなんとなく不安になる。同時にその不安が今の自分に寄り添うようで、安心する。

死んだ後は幽霊になってずっとこうして歩いていたい。

 

「じゃあ死ぬの?」

 

「…え?」

急に後ろから少女の声が聞こえた。

振り向くとそこには、”翼の生えた少女”がいた。

「死ぬの?」

「…死なないよ。」

少し口をパクパクとさせた後、なんとか答えていた。

なんだろう。こういう時はびびったり驚いたり、そういう反応をすべきなんだろう。

しかし、今日はよく晴れていて、海の神秘的な光景にもあてられて、なぜだかしっくりと収まってしまっていた。

「普通は驚くもんだよ。」

フフフと笑いながら少女は言う。

「…あ、わかった。コスプレ?」

「違うよ。」

「ふーん…」

「なんで死なないの?」

「なんでって…そんなやる気すら起きないから。」

「へー。」

なんで死なないのか。そんなこと聞いてくる人間を初めて見た。上司のパワハラすらそこまでは言われたことない。いや、そもそも本当に翼が生えているならこの少女は人間ですらない。

「…なんか私に用事?」

「うーん、いや、なんだか死にそうな予感がしたから。」

「それはどうも。死んだら連れってくれるの?」

「そうだよ。」

「死神?」

「うーん。この世界の人はよく天使とか言うけどね。」

「あそう。」

「興味なさそうだね。」

「…湧かないよ。いつの間にか…他人にそんな感情が湧かなくなった。そんなこと考える余裕なんてなかったから…死ぬ余裕さえなかったし…。」

「ふーん」

「…興味なさそうだね」

「うん」

「…。」

 

沈黙の中二人の足音と漣だけが辺りに響く。

 

「何が好きなの?」

唐突に少女は質問して来た。

「急に何。…漠然としすぎて思い浮かばないし。」

「なんの食べ物が好きなの?」

「めかぶ」

「どうして好きなの?」

「食感が好き。後ビールにあう。」

「好きな漫画は?」

「最近読んでない。あ、でも連載が終わってない漫画がある。」

「猫派?犬派?」

「猫派」

「好きな習い事は?」

「特にない。」

「昔の将来の夢は?」

「…」

「ないの?」

「いや…ある。」

「なに?」

「いや…」

言い出せない。恥ずかしいわけじゃない。叶わないってわかってしまってから、ずっと避けていたから。口に出せない。本気だったから。でも、親に反対された。金額は自分で賄えるような金額じゃなかった。冬季講習ですら自分で支払える金額じゃなかった。まさかそれで食べていくわけじゃないよねって言われて。そんなわけないじゃんとか作り笑いして。

 

…。

 

そういえばあの頃からだった。自分のしたいこととか、自分の考えとかを押し殺して、周りにわせて愛想笑いして。そうやっていれば敵を作らないでいれた。私は誰かと争いたくなかった。自分は誰かが描く人間でなければならないと、自分は自分で居てはダメだと、そういう風潮にただ従っていた。

 

なのに、どうして、ノートに落書きするのを止められなかったんだ。

 

部屋で一人の時にネットでイラストレーターを追っかけてたんだ。

 

好きな漫画の好きなキャラクターを模写したりしてたんだ。

 

イラストの雑誌を定期購入してたんだ。それを母親に見つからないようにエロ本隠す思春期の男子みたいに本棚二重にして奥の方に隠してたんだ。

 

全部全部ただただ、



…諦められなかっただけじゃないか。



「早く言わないと死んじゃうよ。」

「は?」

「後10秒」

「あんた何言って…。」

「後6秒」

「ちょっと、待って…」

「4」

口にするのか。

「3」

きっと死なない。でもまた逃げるんだろうか。

「2」

いやもし…死ぬくらいなら、いいか。

「1」

「私は…本当は絵が描きたかったんだ…。」

「0」

その瞬間、前方の道路から走ってきたトラックが転倒した。大きな音を立てながら地面を引っ掻く音が辺り一面にこだました。トラックがスライドしていくのと同時にこちらに向かってくる物体を目視した。タイヤだった。とてつもないスピードでこちらにくる。

まずい、避けきれない。

 

”死ぬ。”

 

あまりの恐ろしさに目を強く閉じて体は少しでも避けようと大きく体制を崩した。

次の瞬間、タイヤは目の前で…空中で止まった。さっきまで後ろにいた少女は私の目の前に来ていた。

「じゃあ、まだ死んだらダメだね。」

「え…。」

「教えてくれたお礼。」

 

私は、振り返りながら笑う彼女を、神々しいと思いながら

 

ただただ、見つめることしかできなかった。

 

「…ありが…とう…。」

「うーん。いいよ。」

彼女はタイヤをゆっくりと地面に置くと再び浜辺を歩き始めた。

少しだけ竦む体を起き上がらせて、彼女についていく。

 

「怖かった?」

「そりゃ…」

「本当なら死んでるね。」

ケラケラ笑いながら彼女は言う。いや、笑い事ではない。

ため息をつきながらその彼女についていく。

「絵、描かないの?」

「…分からない。」

「そっか」

「でも…できることから初めてみようと思う。」

そう伝えると、彼女はこちらを見てニシシと言う顔を浮かべた。

「ドーハス」

「え?」

「それが私の名前」

「どういう意味?」

ニヤリと笑って彼女はその大きな翼を羽ばたかせた。

「じゃーね。また会おう。」

あっけに取られたまま彼女を見つめる。

大きく一振り羽を振るうと、彼女の体はふわりと宙に舞った。

風圧に押される。あっという間に彼女ははるか遠くまで飛んで行ってしまった。

 

「…会社、やめよ。」

ため息混じりにそう一言つぶやく。

随分と歩いてきた道を振り返る。気がつけば結構歩いてしまっていた。

それでも、歩いて戻る。

 

本当に行きたい場所へ向かうために。

Xフラッグパーク 2018!! モンストコラボ・デジタルアートバトル、モンストアートバトル by Limits を見に参戦!!

 

みなさんコンチワ。

Aiharaでございます。

しばらく投稿できない日々が続いておりましたが、今月からまた何かと頑張っていきまっしょい。

 

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そんでもって本日はこちら。

Xフラグパーク 2018へ遊びに幕張メッセまで行ってまいりました!!

 

こちら大人気スマホゲームアプリ、モンスターストライクのイベントでして、

事の発端は約一ヶ月半前、何か面白いイベントがないかなぁと探していた時に偶然今回のXフラグパークを見つけたのが始まりでした。

「モンストか~、一時期やってたな~。」という感じで見てたんですが、ところがどっこいLimitsがコラボでイベントをするというではありませんか。

そういえばjbさんがモンストのコラボでリミッツやると言っておられたのはこいつのことか!!

「これは行くしかねぇ…!! jbさんの試合を生で見なければ !!」

ということでこいつは行かねばなるまいと、速攻チケットを購入しワクワクしながら今日を迎えました。

 

会場に着くまでは「まぁリミッツが本命やし、他のイベントはそんな期待してへんなぁ」

と高を括っておりましたが、着くなり盛大に裏切られます。

いきなり目の前にドーン。

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ポカーン(´・Д・)

 

広い!・でかい!・多い!

 

思ったよりずっとでかいイベントだ!!

そういえばチケット売り切れたとかなんとか…。

幕張でやるのだからある程度は覚悟していたが、正直これほどまでとは…。

テンションが一気に上がりましてここに来て超テンション上がる。

調子ついでに朝一でモンストを再びインストールした私ですが、会場内の方々、熱心にモンスト楽しんでやってらして…自分がこっぱずかしくなりました。

 

完全に俺浮いてるわ。

ここじゃ我、孤独なり。

 

いやしかし、私には目的がある!!

Limitsというな!!コイツァ譲れねぇ。

 

そう思えば絵をやってなかったらこんな風に、よく知りもしないコンテンツのイベントにも来てないよなぁ…なんてふと思い耽ましたが、とりあえず置いといて今を楽しもう!と切り替えます。

 

しかしまぁ、なんです。このイベント限定でもらえるキャラクターを受け取ると、とりあえず「あ、俺参加してんだ。」って気になりました。正直テンション上がります。

 

そして各会場にて起こるイベントでは私、一人じゃない!

オープニングを終えると会場の一体感と共に気分はさらに高揚としてきました。

超ド派手なダンスパフォーマンスで、楽しむスイッチが入る。

 

オープニングのあと、すぐにLimits一回戦目。

jbさんとAkiさんの試合が始まりました。

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そいで、Limitsを知らない人のために説明しておくとこうです。

直前に決まったテーマに沿って20分で作品を仕上げるデジタルアートバトルです!

勝敗は会場の投票と審査員による採点によって判定されます。

今回は審査員はいないバトルでした。

今回はコラボによる特殊ルールにより、モンストのキャラを用いての勝負です。

これは面白い。

イデア・スピード・テクニック、そして20分間で織り成すストーリーテーリングが勝敗を分かつポイントになります。

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技で見せていくというのは、さながらプロレスのよう…絵による殴り合いの速さはまるでボクシングのよう…。

卓球が文化寄り体育会系ならば、Limitsは体育会寄りの文化系。

そんな感じの超ウルトラスーパー真剣勝負ってなわけですよ。

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さらには今回この二人、Limitsでも伝説を残している方。Aki選手はデビュー戦で連戦練磨であり、世界最速と謳われるスピードスターのjbさんを打ち破るという伝説をユーチューブで見ていたので今回は因縁の対決ということでございます。

これはテンション上がるっしょ。

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開始と同時に描き始める二人。

白紙からどんどんと筆が乗っていく様子は何度見ても魔法のように思えます。

そして、10分が経過しようとする時、二人の絵は全体の構図が見えてくるかどうかという時にjbさんがキャラクターに目を入れ始める!!

 

会場から沸き起こる歓声にどうしてもニヤリとしてしまう。

どうだ観衆たち!!これがjbstyle様じゃアァァァアアア!!

と、ボスに隠れる雑魚キャラBくらいのセリフを心の中で叫ぶ。

しかしAki選手もそこで黙っておくわけがない!!

モノクロ二色だった全体図に色が乗る!!

湧き上がる歓声!!この時点ではまだ投票は互角だった!!

 

そしてこれはおそらくグリザイユという技法。

モノクログレーで全体の陰影をつけてから、別レイヤーの状態を乗算かオーバーレイなどにして着彩していく技法で、非常に早く全体を着彩することができる。

 

そのあとも軽めではあったが次つぎとエフェクトを入れて絵の表情を変えるAki選手。

観客を虜にするとはこういうことかと…。

 

そして試合結果はAkiさんの勝利でした。

 

しかしjbさんの作品。クオリティでは確実に勝っていると思うんです。

同じような仕事を僕もしているから会社、企業で僕が採用するのはjbさんだなって。

あえて仕事柄、思いました。

ですがやはりエンターテインメントバトルな訳で、観客をあっと言わせたことが今回の勝負の分かれ目なんだなと痛感しました。

これがLimits。固定概念をぶっ壊してくれます。

やはり「生」は違う。

何をもってして「いい作品」たらしめるか。

その読みと駆け引きこそがLimitsの醍醐味なんだと。

Akiさんの作品も本当に素晴らしかった!

Limitsという舞台をうまく使いこなしているのがよくわかる手際で惚れ惚れとする立ち回りが今回勝利に繋がったと感じました。本当に勉強になります。

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そして、二回戦目は昼頃に行われました。

この試合、世界大会の最終決戦と同じ組み合わせ!!

アオガチョウさんとアハメッドさん!!

世界ランク1位と2位の試合が、決勝の光景が目の前で再現されるという!!

素晴らしい日だ…明日死ぬんちゃうんか!

 

アオガチョウさんはやはり獣を描き、20分での起承転結の美しさに磨きがかかって、これまた美しい作品を仕上げました。

アハメッドさんは割と忠実にキャラを表現してましたが、やはり外人のイラストらしさというかそう言う魅力が刺さり、またもや勝利をかっさらっていきまして…アオガチョウさんのリベンジならず!という感じでした。

次こそはアオガチョウさんのリベンジがなされてほしいです!!

アハメッドさんもさすが王者という強さ…まじカッケェっす!!

 

とにかく興奮続きで若干疲れが見え始めた私ですがno problem。

モンストの曲をオーケストラしてる会場で足を休めていました。

 

そしてこのモンスト。アニメをやっておりまして結構なアニメファンが付いておりました。

そのアニメの中で存在するアイドルやバンドの曲があるのですが、実際に今回そのライブをするという。

「声優さんが歌うんかなぁ」とまぁそれ自体は当たり前なんすけどね。

まさか最近有名になってきたあの3Dのまじでそのキャラクターの立体が歌うやつだったんです。

初音ミクやVチューバーなどで有名ですな。

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この間もキズナアイちゃんの2年生誕祭がありましたがそのイベントのような仕様。

俺、あれ初体験だったんだけど、あれすごいわ。

文明の進化を感じた。これがアトランティスか…みたいなもうもはや別の文明を見ている感覚。

あれすげぇわ。目の前におるもんあの3Dのキャラクター。

バーチャルと現実の境目がリアルに薄くなっていってるのを肌で感じた。

キャラ可愛いし…すごい。

これ一回体験するとハマるな。ということで絶賛家で聴いてます。

ルシファーとかサタンとかたいそうな神様がバンドしているのは少し面白かった。

曲もそこそこいいし、モンストすげぇコンテンツやんんん!!!

 

そしてもう少し回って遊んだら帰ろうかなと思い至った時にポロロンと通知が一件。

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アァァァァああああああああ!!!

いいんっすかぁああああああああ!!!

すぐに返信を返し、jbさんと少しだけ会えることに。

イベント真っ只中で忙しかったでしょうにわざわざ本当にありがとうございます…。

あれ、これ、絵見てもらえるチャンスじゃね?ってことでこのチャンス、逃すわけにはいくまいと最近描いてたイラストをすぐに準備。

 

走って差し入れだけ買いに行きすぐに戻る。

jbさんもやはり忙しかったようで、ちょうどいいタイミングに合流ができました。

ちらちらっと最近の近況報告をしたりして談笑しまして、

いやほんと、仕事で帰れなかったりした時とかの事スッゲェ心配してくださっててその優しさにまた泣きそうに…。

そして、絵もかけてる?ってjbさんから聞いてくださったので、ここぞとばかりにスマホを取り出して見ていただきました。

ドキドキしながら見てもらうと、

「オォ!!すげえいいじゃん!!めっちゃうまくなってるやん!!お世辞抜きで!!」

っとめちゃくちゃ褒めてくださってもうほんとに嬉しかった。

それだけで今月頑張ってきた甲斐がありました…。

完成した最新の2作品を見ていただけたのは本当に良かった…。

後でそのイラストもツイッタアップします。

他の作品も次はお酒の席とかで見てもらいたい!!

 

リミッツの試合とかもチケット取って見に行ったりしたいなぁ。

もちろんゆくゆくは出場もしたい。

 

明日の仕事のこともあり、フィナーレまではおれませんでしたが、Limitsの選手たちも会場に出たそうでして…見たかった…。

 

そして帰り道、絵を褒めてもらったことが嬉しくてついガッツポーズしながらにやけが止まらず、ニヤニヤしてると駅でキャリーバックを引いた綺麗なお姉さんのキャリーバックに轢かれました。

 

気持ちよかっ…痛かったです。

 

おまけ

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デジタルアートバトル Limitsの王者たちに会いに行く。JAPAN COMIC ART EXPO VOL.1へ! 各国から様々なアーティストがこの場所に集う!

今月、待ちに待ったJAPAN COMIC ART EXPO!!

各国の凄腕のアーティストやクリエイターがあの会場に集まって絵を書いたり物販したりするイベント。行くと結構な行列ができてて「すごい人やな」と驚かされました。

 

今、超熱いクリエイターであるJbstyleさんのライブドローイングを見に川崎産業振興会館に行ってきました。

jbstyleさんのセントラルのページ→ https://central-j.com/model/2982/

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会場の川崎市産業振興会館

 

jbさんはLimitsと言う20分のデジタルアートバトルがあり、そこでトップを走り続ける男の中の男、いや、漢です。

現在は世界三位。アオガチョウさんは二位と…超ビッグな人なんです。

 

youtubeにチャンネルがあるので本気で面白いですのでみんな見てくれ!!

アートでボクシングしているような、そんな感じ!

www.youtube.com

 

一階はアニメ系の文化が多かったかんじでした。

どっちにしろみんな絵が上手い。自分も負けられんわと思います…。

4階がアメコミブースが多く、他にもアオガチョウさん(Limits現在世界二位)のようなアーティストもおりまして、僕からしたら本当にヒーローのような人たちが大集合していたわけです。

1階を見終わって4階へ。1階にはプリキュアの作画に関わっていた方とかいらっしゃってお話も面白かったです。

そしておめあての4階。入るなり目の前にjbさんアオガチョウさん本日jbさんとライブドローイングした浩二さんと云うイラストレーター。三人とも、褒める意味で化物級…。

浩二さんは今日初めて知ったイラストレーターで超かっこいいイラスト描いてらして一目惚れ。ソッコーファンになりました。スゲェ良いんですよこれが。

で、いきなり声をかけるのが怖くなり、とりあえず会場を一周。どんな人たちがいるのかと気になって見て回りました。

でも緊張のあまり内容が頭に入ってこない…。

よしっ。と気合を入れてjbさんに声をかけました。

『jbさん…ファンなんです…!!』

と云う第一声。もっと他にあったやろと自分にツッコミを入れる。

「わぁ〜嬉しいな!ありがとう!」とおっしゃってくださったjbさん。

もうこの時点で泣きそうになる…笑

そんでいろんなことその場所でお話させていただきました。

実際に会いにいかないと聞くことができない貴重なお話。

jbさんの真似して描いたイラストロゴも見ていただいたり、jbさんが広島が好きだって話だったり、会社員やってらした時のこととか教えていただいたり、もう至れりつくせりです。絵描いてるの少し邪魔してしまったのが申し訳ないですが、僕には貴重な経験になりまして、本当に有り難いです…。

「飲みに連れてってください!」と云うあつせかましいお願いをしたら…

「飲みに行こうよ!」って言ってくださりまして!!

ほんでツイッターでフォロー返しとくよって言っていただいて!!

至れり尽くせりやほんま!!今日俺死ぬんちゃうんか!!

ほんま、jbstyleさん、お願いします!!!!笑

 

イラストロゴ見ていただいた時に「鉛筆ツールの後継者になってよ!」と笑いながら言ってくださいました…笑 

本気にしちゃいますよ!!笑

そんな風に言ってくださって素直に嬉しかったですし、あの手法は本当に面白いから自分のものにしたいという気持ちもあったりこれからのクリエイターには知ってもらいたい…。

んで写真も一緒にとっていただきました!! もう家宝ですわ!!

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jbstyleさんとアオガチョウさんの名刺

 

もうほんま…家宝ですわ!!!!

 

で、limitsの大会に挑戦してみたらどうですか?ってアオガチョウさんにも言っていただき、チラシまでいただき…。

もうここの人ら、クリエイターとしても人としても器がでかすぎる!ってなりました。

本気で憧れます。そういう人間になりたい。

 

で、8月にアオガチョウさんは個展を銀座で開くと言う情報も!

みなさん全員いきましょう!

作品に圧巻させられると思います!!

もちろん俺も行きます。10回くらい行きます。君の名はみたいな感じで。ああ

 

そんで、ライブドローイング。

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動画の時間みると、48分ほど、それでこのクオリティのイラスト…。

すごすぎないっすか!?

二日かけても勝てへん気がする。ポスターカードにして欲しい。

 

生でライブドローイング見れることって本当になかなかなくて、興奮の48分でした。

これ見るために来てほんまに良かったと思う、そんでチケット2500円て、安すぎる!!

それ以上の価値がある!なぜ日本にはチップ文化がないんですか!!

 

なのでプリンの差し入れをしてお礼をさせていただいて、もうほんとこれでもかってくらい大満足で帰ったんですけども。

んで帰って家ついて晩御飯の鮭のホイル焼き作りながらアイフォンに通知が一件ポロんと。

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ファアァァァァァァああああああああああ!!(二人も)

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ああああああああああああああああ!!!!!

 

こういうのって俺からやるべきやったやろ何してんねん俺!!

ほんまにええ人すぎます。。。

こちらこそほんまにありがとうございました!!もっともっと色々と聞きたいこととかたくさんあって、是非またお話させていただきたいです!貴重な経験になりました!本当にありがとうございました!

こんな自分じゃ経験のできんことやってのけて今もそれをやっている人と繋がれてほんまに嬉しいことこの上ない…。

ほんまに今日俺死ぬんちゃうんか??笑

 

俺も今年からはいろんなことに挑戦するって決めた。

恥かこうがなんだろうがやったるで。

んで自分の価値観をぶっ壊すような今日みたいな出会いを本気で大事にしていきたい。

クリエイティブを通していろんな人と繋がりたい!!

ファンでありながら何かを提供できる発信者でもありたい!!

 

てことで、jbさん、アオガチョウさん、俺もLimitsの訓練して、出場してみたいと思います!!

 

6月中に、いろいろとやっていろんなことを始める準備せないかん。limitsの練習場にも行ってみないかん。体感せねば。

休んでる時間ないで!!

と言いつつ休むときはゆっくりと休みます…。

少し急ぎ足で、確実に。

 

てことで、いろんなこと挑戦していきます!!

頑張るドォォォおおおお!!

 

世田谷 ギャラリー233!! 様々なクリエイターが集う素晴らしきギャラリー。

三軒茶屋から世田谷線沿いを歩いていくと、小さなギャラリーがある。

「ギャラリー233」

先々週、いい天気だったのでふらっと立ち寄り、それがきっかけで今回のイベントに参加させていただくことに。今日でこのお店には二回目。

オーナー?であっているのかな?このお店にいらっしゃる中根さんにお声をかけていただきました。

作品を通してこういう一期一会がある。本当に大切にしていきたいです。

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■ギャラリー 世田谷233

ほんでほんで、今日がなんのイベントだったかというと、

フォトグラファーのゴトウヨシタカさんの展示イベントに参加させていただきました。

見知らぬ田舎者を暖かく歓迎してくれて、この時点で既にきてよかったわぁ〜。と実感してました。

今日が最終日で、会場はお酒飲みつつ色んなジャンルで活動している人たちと異文化交流。みんなええ人らばっかりやった。自分と違う価値観を持った人たちがその場に集まってるってだけでもワクワクするのに、なんて幸せもんなんやと。

んで、驚くんは作品です。

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なんとこれ、合成じゃないんですよ。

別々の被写体を撮影してフォトショップで合成…なんてことはせず、

フィルム写真のトリックを使ってアナログで撮影しているんだとか。

写真から伝わってくるアナログ的な愛情と言うか、そういうものが作品からビンビン

感じて、鳥肌が止まらない。

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写真が芸術なんだって本気で理解できる作品。

仕事写真じゃなく芸術としてカメラを昇華させることがどれだけ難しいか…。

カメラを趣味でやっているから余計でもわかってしまう。

しかし演出や見せ方はものごっつい勉強になりました。

今後の作品制作にかなり影響が出てくるんじゃないかな。そう思います。

 

作品を一通り見た後はもう本当に飲み会。

作品のテーマの中にレコードディスクのジャケットのようにっていう概念があったそうなので、店内もレコードセットをおいて本格的にディスクをかけて、体験なんかもさせてもらえたり、

本当に貴重な体験や…。(俺は見てただけやけども)

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そのレコードセット

 

んで店内には写真が好きで趣味でやってたりとか、結構がっつり写真家としてやってらっしゃる方、他には声優さんや音楽をやってる方、某カメラ会社の営業さんとか、僕と同じくグラフィックデザインをしていらっしゃった方。(僕はオペレーターに近いですがね…)などなど、いろんな人と夢を語り合いました。

 

今後僕がやっていきたいと思っていることや、いろんな人が今やっていることを肌で感じられました。自分にはない経験値をガンガンに肌で感じて超楽しかったです。

知らない世界に首突っ込んで見るのは大事っすね。

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僕も今後どんどんいろんなチャレンジしていくんで、よろしく!!

やってやるゼェェェェエエエ!!!

 

 

5/12 鎌倉観光!! 海沿いサイクリング!!

めちゃくちゃいい天気の中、自転車で海沿いを走りながら大声で歌いたい。

 

そんな衝動に駆られて鎌倉に出かけてきました。

結構晴れてくれたおかげでこちらも気分は最高潮。

やってやるぜ!って言いながらレンタサイクルのお店へ。

 

そこでぶっきらぼうなおっちゃん二人が受付。

なんか怖いなと思いつつ自転車をレンタル。

出てきた自転車はボロッボロで、「これ大丈夫なんか!」と幸先不安になるが、

出てきたもんはしゃーなし、こいつに「おもむき一号」と名付けて駅をあとにしました。そして右側のブレーキが効かない…。

 

「とりあえず報国寺にでも行くか!」ということで竹と抹茶を楽しみに報国寺へ。

狭い道をおもむき一号で軽やかに進みつつ、10分?くらいで寺に着く。

土曜日ということもあって結構人がたくさんおりましたわ。

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風情があってええなぁと友人Kと二人、周りカップルまみれの中二人で仲良く竹林を楽しんできました。

 

そんでもって次、「しらす丼食いてぇな。」「いいじゃん。」ってなりまして。

報国寺から鶴岡八幡宮に帰る途中にあるお寺の道に生しらす売ってるこじんまりとしたお店があり、気になっていたので中に入ると、これまたちょっとだけぶっきらぼうなおばあちゃんと優しそうなお兄さん二人でお店を回していまして。

入店時にはほぼ貸切状態でゆったりできました。

お店の名前は権五郎鮨とかだった気がする。

 

で、出てきたしらす。

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二色丼

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しらす丼

 

これがうまい!!俺の方はしらす二色丼だったかそんなやつで友人Kは生しらす丼

これが本当に美味しかった。

で、席を立つついでにお皿もカウンターに持って行こうとすると、おばあちゃんが「まぁまぁええんよ!ありがとうね!!」と笑顔を見せてくれたことでこちらの心もほっこりとして幸せな気持ちになりました。おばあちゃんありがとうな〜。

 

で、そのあと源頼朝の墓に行き、なんとなく手を合わせて目の前の道を進むとある可愛い洋食店で、テイクアウトのあげドーナッツを実食。

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これもうんまい!!店員のお姉さんも気さくな方で、いろんな話をさせていただきました。鎌倉のこんなところいいよーとかもちょいと教えてもらえて。

んでその時たまたまいらしてたお客さんとも仲良くならせていただきまして。

みなさん街を本当に愛してるんやなぁと暖かくなりました。

お姉さんありがとう。必ずまた行くわ!

 

そしてここまでで13時過ぎほど。

そろそろ江ノ島までの海沿いをこの「おもむき一号」と共に大声で歌いながら走ろうってことで江ノ島に向かい始めました。

とりあえず海が見えるところまで行こうとした時、右のハンドルに違和感が…。

グニャ…

 

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「まがっちょるぅぅぅぅうううううう!!」

過去にも曲がった形跡があり、もうずいぶんもろくなってるようで…

無理に戻すのも怖いし、返す時に報告しました。

で、結局この不安定なハンドルのままトラックも通る超危険な道をこのブレーキの効かないママチャリで行くことに。

 

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「めっちゃ気持ちええやん!!」

ボロボロのチャリだってことを忘れるくらいに気持ちがいい!

んでまた30分くらいこぎ続け…。

 

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写真は友人K

 

江ノ島になんとか無事とうちゃく。

ギリギリ見えるか見えないかの富士山を見ながらちょろっと食べ歩き。

 

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うまい!楽しい!うまい!

これはビールを飲みたくなりますな…。

お店の中に猫入ってきたりさ。

んで「撫でてもよい」と言わんばかりに撫でて欲しいところを差し出され、

抵抗もできず撫で回してしまった…。

 

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「ここ涼しいのぉ。」

 

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「なんじゃワレ。やるんか。」

 

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「しゃーねぇなぁ…」

 

で、一通り遊んで寄り道しながら鎌倉に帰る。

 

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で、鎌倉に帰ってきたのが5時 30分。

駅に帰るなり自転車を返却し、小町通りへ。

 

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かまぼことビールをつつきながら、商店街の人たちとたわいもない話をして歩き回る。

大人になってからじゃないとできない楽しみ方よなぁこれは。よき。

んで街の人らが暖かい。ここ一番よな。

で、鶴岡八幡宮に行ってお参りだけして帰りました。

いやはや満足じゃ。目的以上の満足感がありました。

 

また行く時はもう少しディープなスポットを探し回りたいですな。

ここいいよってのあったらメールでもなんでもいいんで教えてくださいねぇー。

 

最後に写真を貼っておっきマンス。

ではではおつかれ様でしたー。

 

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何度目かの今日から。

今日から定期的にブログをしようかと。

どうも、デザイナー兼イラストレーターのAIHARA.comです。

日中は基本仕事しとります。

 

とりあえずなんか挑戦した時とか、おもろそうな事あったりとか、貴重な体験したりとか、美味しいもん食べたりとか、アニメ見たりとか、漫画読んだりとか、ちょっとした事を綴りつつ、しっかりと自分の活動を残せていけたらと言う目的で始めておりますん。月に一回になるかもしれんし、週に一回になるかもしれんけども、まぁゆったりやれればいいんじゃないの?とりあえず続けてみるべって事で。

 

まぁ頑張りんす。

図々しいけどもあったかい目で応援してほしいニャン★(23歳男性独身)

 

これ残るんか…23歳の自分。何年後かに見返してぜひ死にたくなってくれ。

 

とりあえず、今月の目標。

19日にとある場所でイベントがあるんで、そこに行ってお友達を作りたいっすね。

そしてどうせこの記事の事もペラペラその場でいうんです。これは予言ではなく宣言やな。そこであった人やあった事をまた書こうかと。

あと、ゆるきゃん△の漫画を今んところ出てるやつ全部買ってるからそれ読む事。

んでもってあとは今週の12か13日に鎌倉にサイクリングに行こうと思うております。

書いて早々「記事みました〜!」とかいうやつおって鎌倉で握手してくださいってせがまれるのが夢。

 

無理やな。

 

はよ寝よ。

 

次からちゃんと写真つけたりしますわ。よろすく。

 

ぼちぼちやっていきます。やぁーってやるぜ!!(これ流行らす。)